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企業が太陽光発電で設備投資する場合減価償却が現実的です

減価償却のアドバイスです。企業が大幅な設備投資等を行った時には、普通その年に一度に経費として計上せず、何年かに分けて経費として計上を行います。これは一般的に減価償却と呼ばれる会計上の処理ですが、そもそもの考え方の基盤となるのは、より現実的な考え方です。

例を挙げると、20年の使用を前提として、ある20億円の設備を導入したならば、初年度に経費20億円を計上すれば、会社の賃借対照表を大きく歪めることになります。

20億円を経費に計上することが、その年の売上やその他の支出に比べ巨額なものであるならば、投資家や税務署に対して、より実践的な会計処理が求められます。そんなことで、20年の使用を前提としているならば、毎年その経費を計上するのが自然だという思いの元、20億円を毎年1年ずつ計上したとして、最終的に全ての費用を計上するといった流れになります。これがいわゆる減価償却と呼ばれているものですが、導入した設備の種類次第で処理を行う年数などが細かく決められている為、会計上ミスや不正の多い分野でもあります。

こういった減価償却は、太陽光発電の設備でも行われます。

企業が産業用の太陽光発電を設置した場合、太陽光パネルそのものの価格のみならず、設置費用や蓄電池等の周辺設備を含め、かなりのコストを計上しなければなりません。しかしこれは、先述の通り一年で使い切るという種類の設備ではなく、一定の長期間使用することが前提なので、減価償却の手続きをもって経費として計上されます。太陽光発電のケースでは、減価償却の上限が17年と決められているので、企業はこの年数を上限に減価償却をやります。

この減価償却をする時には、毎年一定の金額を定額で減価償却していく定額法と定率法と言われる初年度に、大きく減価償還し徐々に小さくなる方法があります。

太陽光発電を内蔵する沢山の設備は、年数を重ねると、その価値は減少するのが通常なので、毎年計上額が小さくなっていく定率法は、現実に則った考え方であると言えます。また直近に利益は大きかった会社では、税制用のメリットから定率法をチョイスする場合もあり、企業の選択の幅の一つになっています。